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徳島県の薬局・医療施設・薬剤師事情 四国の東側に位置する徳島県は薬剤師数は2,598人。人口10万人に対する薬剤師数は340.1人と全国平均の226人よりも114.1人多く 、薬剤師が充実してます。 県の約80％が山地で豊かな自然に恵まれ発展してきた地域でもあります。

徳島県内には薬局398件、病院113件、診療所744件があり、それぞれの職場で働く薬剤師数は薬局勤務が1,039人、病院勤務が474人、診療所勤務が98人。徳島県で働く薬剤師2,598人のうち、40.0 ％が薬局に、18.2 ％が病院、3.8 ％が診療所に勤務してます。

徳島県の薬剤師の平均年収と平均年齢
阿波踊りで有名な徳島県で働く薬剤師の平均年収は497.3万円で全国第28位。全国平均の515万円よりも17.7万円低くなってます。
徳島県の薬局・医療施設（病院・診療所）で働く薬剤師の平均年齢を年代別に見ると、20代193人（12.0 ％）、30代399人（24.8 ％）、40代393人（24.4 ％）、50代349人（21.7 ％）、60代221人（13.7 ％）、70代47人（2.9 ％）、80代以上9人（0.6 ％）となっており、徳島県の平均年齢46.2歳。全国の平均年齢45.3歳と比較すると、やや高い傾向があります。

徳島県は２つの薬学部があり、新卒者採用も他県に比べ獲得しやすいメリットがあり、人口に対する薬剤師数として全国トップクラスです。 四国内では求人倍率が低いエリアなため、分業率が低い数値で推移してます。徳島の求人募集を見た際はスピーディーな転職活動が求められ、在職中の方だと中々そのような動きは難しいかと思うので弊社に登録し新着求人をチェックするのが得策と思います。ただし、薬局数は全国平均を超える数があるため、薬剤師が働く場所は見つかりやすい環境といえます。 徳島市外は薬剤師の数が少なく採用が難しいため、高年収での採用をおこなうケースもあります。また、住居付きの高時給派遣などもありますのでチェックしてみてください。

参照：厚生労働省「平成26年度衛生行政報告例」「平成27年度衛生行政報告例」「平成26年医師・歯科医師・薬剤師調査」「平成28年度厚生統計要覧（保健衛生）」「平成28年度賃金構造基本統計調査」。 ＊年収は「賃金構造基本統計調査」より「きまって支給する現金給与額×12ヶ月＋年間賞与その他特別給与額」で算出。